槇田商店

オシャレ度を格上げ。着こなしひろげるmakitaのストール

槇田商店は、織物から傘の組み立てまで
一貫して製造できる世界で唯一の工場です。
レディースの傘は比較的種類が豊富なため
今回、メンズの傘を槇田洋一さんが
プロデュースすることになりました。
「今の男性が本当に欲しい傘」を探るべく
産地のオシャレなハタオリ職人さんに集まってもらい
焚き火を囲みながらアイデアを詰めていきます。

 

究極のメンズ傘をつくるために
集められたメンバー

渡小織物

渡辺 太郎

富士吉田にあるネクタイ織物工場3代目。
普段から産地一と言って良いほどおしゃれ。
今回はメンズファッションのトレンドも含め
色々アドバイスしてもらいたい。

槇田商店

槇田 洋一

このメンズ傘企画の中心人物。
150年の歴史ある織物工場の
6代目を担う織物職人。
世代を超えたものづくりに挑む。

Watanabe textile

渡邊 竜康

織物職人であり、建築家であり、
フランスのweb雑誌Les Chroniques Purpleに
写真家として参加しているほどの実力派。
アイデア豊富でセンスの良さが輝く。

焚き火を囲んでの
企画ミーディングムービー

3時間に及ぶミーティングの末に出てきた数々のアイデア、キーワード。
すべて掲載したいほど充実した時間でしたが、40分のダイジェスト版。字幕付きでお届けします。

槇田商店の傘が生まれるまで

1866年創業。富士の麓・山梨県で、江戸末期より伝統織物の技術を継承しています。
傘で使われている生地は、すべて自社工場や地域の提携先工場など、山梨県内で織り上げた織物です。
傘生地の裁断、縫製、金具の取付まで全ての工程を一貫生産しています。

詳しくはこちら

「時の試練に耐えられる傘」
焚き火を囲み、言葉を交わす中で生まれたアイデアは
今を生きる男性が最も手に取りたくなる佇まいの傘でした。

織組織の違いで魅せる無地を極めたテキスタイル、
経年変化を楽しめる手元は素材や握り心地にこだわり
ディティールに気配や緊張感が表れています。

シンプルで上質な大人の男性のための傘が誕生しました。

完成品

江戸末期創業の織物工場で生み出され続けてきた
織物のアーカイブを現代に蘇らせました。
色はカーキ・ネイビー・ブラックの3配色展開。
肉厚な生地はヘリンボーンが織物で表現された
世代を越えて愛される普遍的なデザインです。
落ち着いた光沢感が上品さをプラスします。

骨が丈夫な2段の折りたたみ傘で
小さすぎないサイズ感がビジカジにぴったり。
リュックにも入る大きさで
仕事の合間の移動でも邪魔にならず
存在感を際立たせます。

男性の手の大きさにぴったりと馴染む
木製の手元を使用しています。
手元の素材はブナの木。
家具材等で使われている非常に丈夫な材質です。
抑揚のあるディテールと真鍮の相性が
男心をくすぐるデザインです。
使うほどに味わいが増す手元は
「長く使い続けてほしい」という
願いが込められています。